調査事例-02

家出人調査

家出人調査事例

家出人相談センターの調査ノウハウを駆使してお探した調査事例をご紹介いたします。
家出をした家族が再び会えたときの”感動の涙”を唯一の拠り所に、一人でも多くの人が一日も早く健全な社会生活に復帰できることを願い一生懸命応援いたします。
東京都渋谷区(東京統括本部)を拠点に全国いたるところ、隅々まで広がるネットワークを駆使しての調査技術は、皆様から大変な感謝を頂いております。

調査事例-02

概要

家出したのは、結婚1年目の大学院博士課程の26歳男性。男性の両親と妻からの依頼である。
夕方「買い物に行ってくる」と自転車で外出し、帰宅しなかった。二日後妻と母に、「幸せにできなくてごめん」という電話があり、一方的に切れた。
以前から放浪癖があり、自転車で少し離れた街などにも出かけることがあったらしい。又精神的に不安定なため、自殺の危険性があるということであった。

依頼者

家出したときの状況を聞くため、自宅で話を伺った。妻と両親に話しを聞いたのだが、お互い譲り合って話しをする様子であった。両親は結婚したのであるから、妻に口を出してはいけないといった感じであった。
しかし、妻の話はあやふやな部分が多かった。実は以前に一週間ほど帰ってこなかったことがあったらしいが、正確な日時など覚えていないという。また、夫が乗って行った自転車も詳しく覚えていないという。

捜索

依頼があったときすでに大学院の友人たちがチームを組み探索にあたっていた。
自宅周辺5kmほどの範囲の公園、ホテル、漫画喫茶など、本人が立ち寄りそうなポイントは調べつくしていた。唯一の手がかりは最後にメールを送った漫画喫茶を発見した。そこで友人達は交代で漫画喫茶の張り込みをしていた。皆慣れない仕事で大変疲れている様子であった。
われわれのほうでは、まず、自転車の探索から始めた。写真だけを頼りに本人を探すより、確実である。
自転車は自宅よりやや離れたターミナル駅の駐輪場で発見した。管理人に話しを聞くと、5日ほど前に、「一週間、駐輪したい」と訪ねてきたらしい。一週間まで残り2日なので、駐輪場にて張り込みをすることにした。

尾行

予定の一週間たった日の朝、自転車をとりに本人が現れた。髪などもべとべとで、かなり汚れた服装である。リュックサックの他にコンビニのビニール袋を持っている。尾行開始と平行して、依頼者へ連絡し、引渡しの段取りをする。
本人はそのまま漫画喫茶に入った。店内では、パソコンでゲームをし始めた。おそらくこの場所に長い時間滞在すると思われ。依頼者にさっそくこの場所に向かってもらうことにした。

引き渡し

本人の妻、本人の両親と漫画喫茶に到着した。本人の両親は本人の精神状態がおかしくなっていると思っているため、「警察に保護してほしい」というが、われわれが見たところ、汚れてはいるが、精神的におかしくなっているようには見えなかった。そこで、両親には付近の喫茶店で待機していてもらい、妻に声をかけてもらうことにした。
漫画喫茶内は個室になっていて、静かである。できるだけ穏便に説得し、外に連れ出したい。
妻に、できるだけ本人を刺激しないように、「無事でよかった」という気持ちを伝えるようにしてくださいと説明をし、本人に声をかけてもらう。
しかし、妻はいきなり漫画喫茶の個室に入り、「探したわよ、ね、病院に行こう」と本人に抱きついた。そんなことをされたら誰だって驚く。本人は個室内で飛び上がり、ぶるぶる震えていた。仕方が無いので、われわれが本人に事情を説明し、なんとか安心してもらった。その後漫画喫茶の精算をし、付近の喫茶店で両親に会ってもらった。その間ずっと妻は本人に抱きついたままであった。
本人の希望で父親と二人で話し合いたいということで話してもらった。結果として、しばらく妻と別居し、実家に帰りたいということで収まった。
結局この場合は本人は妻との生活がうまくいってなかったのだと思う。気の弱い本人は妻に意見できず、両親は「結婚したんだから夫婦のことは夫婦で解決しなさい」というような態度であったんだと思う。妻にしてみれば、夫とうまくいかない事を両親に知られたくないという気持ちが、「夫は病気である」ということにしたのだと思う。

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